「ロリポップ!」レンタルサーバーを“家賃”みたいに感じた夜

23781977_s

帰り道のコンビニの自動ドアが開いた瞬間、外の冷たい空気がいったん切れて、甘い揚げ物の匂いがふわっと鼻に入ってきました。冬って、においがはっきりしている。手袋の中で指先がじんわり痛くて、私はレジ横のホットドリンクを見ながら「これ買ったら今日が終わる気がする」と思って、結局買わないまま出ました。

家に着いて、部屋の電気をつけて、いつもどおり鞄を床に置いて、コートを椅子にかける。その一連の動作のあいだ、スマホだけが妙に落ち着かなくて、通知の赤い数字をちらちら見てしまう。

今日起きた小さな出来事は、たった一通のメールです。件名は、サーバーの「価格改定」について。しかも“お知らせ”として丁寧に書いてあるのに、私の心の中では、ほぼ「家賃が上がります」の文字に変換されていました。

実際、ロリポップ!の一部プランは2025年12月に価格が改定されていて、契約期間ごとの月額が変わる案内が出ています。

こういう通知が来るたびに思うんです。私はいま、自分の“ネット上の部屋”の管理人をやってるんだなって。しかも現実の部屋より、気づいたら散らかってるし、放っておくと勝手に荒れるし、でもたまにすごく大事なものが置いてある。

誰にも言わなかった本音は、これです。


「ブログって、私にとって本当に“払う価値”があるのかな」

口にしたら、いきなり弱くなる気がして言えませんでした。けど、メールを読んだ瞬間に、胸の奥で小さく鳴った。いつもは「続けたい」「頑張りたい」って思ってるのに、数字が出てきた瞬間だけ、現実が勝ってくる。人って、弱い。

“安い”って優しいけど、怖い

ロリポップ!って、名前がかわいい。かわいいのに、ちゃんと現実的に使える。私はそこが好きです。

料金表を見ると、メールや静的サイト向けのエコノミーから、WordPressも動かせるライト、容量とサポートが増えるスタンダード、速度に寄せたハイスピード、さらに大規模向けのエンタープライズまで、ちゃんと段階がある。

正直に言うと、私は最初「とにかく安いのでいいや」で選びそうになりました。生活って、いろんなところで小さくお金が漏れるじゃないですか。サブスク、コーヒー、タクシー、なんとなく買ったストック食材。そこに「サーバー代」って聞くと、急に“上級者の趣味”みたいに思えて、身構える。

でも、安いものって優しい反面、たまに怖い。安い=失っても痛くない、みたいに扱ってしまうから。

私の場合、安いプランを選んだら選んだで「まぁこの程度だし…」って更新や管理を後回しにする自分が想像できて、ちょっと嫌でした。わかる…って人、たぶんいる。安いものほど雑に扱ってしまって、後から自分が傷つくやつ。

ロリポップ!のプランの中でも、私が“ちゃんと続ける人”として選びやすいと思ったのは、WordPressに対応していて、容量も現実的で、料金もまだ手が届くゾーンにいるプランでした。

ライトは「手軽にWordPressサイトが作成できる」と明記されていて、MySQLも用意されている。 そして、もし本気で速度や安定性を求めるならハイスピードという選択肢がある。

大きいアクセスに備えるというより、「自分のサイトが遅いせいで読者がいなくなる」という地味な悲しみを減らしたい、みたいな気持ちのほうが近いかもしれません。

夜中の“HTTPS”が、ちょっとした安心になる

メールを読み終わって、私はなぜかコントロールパネルにログインしました。だいたいこういうの、夜中にやるとろくなことにならない。眠いし、焦ってるし、勢いで変な設定を触りがち。でも、今日は見たかった。

まず確認したのはSSL。サイトのURLが「https」になってるかどうかって、今さら言うのも恥ずかしいくらい当たり前なのに、たまに“当たり前”が外れるのがネットの怖さです。

ロリポップ!の無料独自SSLはLet’s Encryptを使っていて、独自ドメインの所有確認ができれば設定できるし、サブドメインもまとめて暗号化できる説明がある。

この“無料でSSLが使える”って、技術的には普通になってきてるとしても、私みたいに「詳しい人に見られたら恥ずかしいかも」とこっそり怯えているタイプには、かなり助かる。

だって、セキュリティって「できてないと怒られるやつ」みたいな顔をして近づいてくるから。無料で、しかも手順が整理されているだけで、心の抵抗が少し下がる。

そして次に見たのがバックアップ。これが、今日の私の“違和感”の本丸でした。

そういえば、速度の話も、私はずっと「ガチ勢の世界」だと思っていました。けれど、最近やっとわかったのは、表示速度って“技術の自慢”じゃなくて“読者への礼儀”に近いということです。

仕事の合間にスマホで読んでくれる人、電車の揺れの中でスクロールしてくれる人、寝る前の3分を削って覗いてくれる人。その人たちの時間を、読み込みのグルグルで奪いたくない。ロリポップ!のハイスピード/エンタープライズではLiteSpeedのキャッシュ機能(LiteSpeed Cache)が案内されていて、WordPressプラグインを有効化して高速化できる、と説明されています。


私はまだ最適化を語れるほど詳しくないけれど、「遅いから読まれない」を“自分の文章のせい”だけにしなくていいのは、ちょっと救いだなと思いました。

私は、過去の自分が書いた文章を失うのが怖い。恥ずかしいのに、怖い。矛盾しているけど、そうなんです。自分の言葉って、書いた直後は「こんなの誰が読むんだ」と思うのに、消えるかもしれないとなると急に守りたくなる。人って勝手。

ロリポップ!には「自動バックアップ」という機能があって、ハイスピードとエンタープライズで利用できる、と公式に書かれています。

ただ、ここで大事なのは「無料で提供されるバックアップデータがある」ことと、「いつでも自分で過去7回分をダウンロードできる」ことは別だという点で、後者は“7世代バックアップ”というオプションで案内されています。

私が今日気づいたのは、バックアップって“保険”じゃなくて、“自分の気持ちの避難場所”でもあるってことでした。失敗しても戻れる場所があるだけで、明日の自分がちょっとだけ強くなる。

強く、というより、怯えにくくなる。言い換えると「余計な心配に使う体力が減る」。

■>>10日間無料お試しはこちら

「移行できる」って聞くだけで、肩が少し下がる

3651622_s

あと、私はずっと引っかかっていたことがありました。もし今の環境が合わなくなったらどうしよう、って。サーバーって、一度決めると“引っ越しが大変そう”なイメージがあるじゃないですか。

物件より、よほど怖い。だって、壊したら終わり、みたいな気がするから。

ロリポップ!には「WordPress簡単引っ越し」という機能が用意されていて、他社サーバーで運用しているWordPressサイトをロリポップ!に移すことができる、と説明されています。引っ越し元のデータがなくなるわけではない、対象データ・対象外データも明記されている。

こういう“手順の言語化”って、地味だけどすごく大事。私は説明がないと、だいたい最悪のケースを想像して動けなくなるタイプなので、「これは対象」「これは対象外」って線引きされているだけで、脳内のホラー映画が少し静かになります。

それに、サポート窓口が複数あるのも助かる。メールフォームは24時間、チャットは平日の日中、電話はスタンダード以上で平日対応、と公式に整理されています。 相談できる場所があるだけで、ミスの怖さが“自分だけの責任”から少し離れてくれる。これ、地味に大きい。

ここまで読んで、「結局おすすめなの?」って聞かれたら、私はたぶん、答えを出し切らないまま笑ってごまかします。だって今日は、スペックの話をしたい日じゃなくて、私の中の“お金と居場所”の話をしたかったから。

今日の小さな気づきは、こうです。

私はロリポップ!を「サーバー」だと思っていたけど、実は「自分の言葉を置く棚」みたいに扱っていた。棚は、倒れないほうがいいし、埃が被らないほうがいいし、たまに位置を変えたり、箱に入れて保管したりしたい。そう考えると、サーバー代って“固定費”というより、“棚のメンテ代”なんだなって、やっと腹落ちしたんです。

そして、価格改定のメールを見て動揺したのは、たぶんお金の問題というより、「私はこの棚に何を置いているんだっけ?」って急に問われた気がしたから。棚が空っぽなら、値上げなんて痛くない。でも、置いてあるものが増えた人ほど、揺れる。

わかる…って、ここでもう一回言わせてください。

「続けたい気持ち」と「払う現実」がぶつかる瞬間って、ほんとうに地味にしんどい。

でも、しんどさって、たぶん“ちゃんとやってる証拠”でもある。何も大事にしてない人は、揺れないから。揺れてる私は、まだ何かを大事にしようとしてる。

ロリポップ!のことを調べるつもりが、最終的に「自分が何を守りたいか」を確認する夜になってしまいました。サーバーの機能って、結局ぜんぶ「守る」「戻る」「続ける」のためにあるんだな、と。

明日また、同じように通知が来たら、私はきっとまた少し焦るし、ため息もつくと思う。だけど、今日よりは、ほんの少しだけ“家賃”に腹を立てずにいられるかもしれない。

あなたは、今の自分の“ネット上の部屋”に、何を置いていますか。
そしてそれは、月に何百円か何千円かを払ってでも、置き続けたいものですか。


■>>ロリポップのお得なキャンペーンをチェック